法華経ブログ
わかりやすい法華経と釈尊物語
2008年5月31日土曜日
観世音菩薩普門品 第二十五(法華経のあらまし)
›
観世音菩薩を念じれば、なんでも叶う・・・、実は、観世音菩薩みたいになりましょうということらしい・・・。 ・・・南無観世音菩薩を唱えれば、三毒(貪(欲張り)・瞋(我による怒り)・痴(目先の愚かさ))、四苦(生・老・病・死)、七難(火難・水難・風難・剣難・鬼難・獄難・盗難)を滅し、さ...
2008年5月29日木曜日
妙音菩薩品 第二十四(法華経のあらまし)
›
理想の世界からやって来た妙音菩薩のお話です・・・。 ・・・釈尊は、突然、眉間から光を出し、宇宙のあらゆる世界を照らしました。 すると、淨光荘厳という理想の世界いる三昧神通力を具えられた妙音菩薩がそれを察知し、この光から、非常に徳の高い方と分かりましたので、娑婆という現実の世界へ、...
2008年5月28日水曜日
薬王菩薩本事品 第二十三(法華経のあらまし)
›
薬王菩薩の沢山の前世のお話で、体を燃やしたり、両腕を燃やしたりして仏を供養したお話です・・・。 ・・・その時、宿王華菩薩が釈尊におたずねになりました。 『薬王菩薩というお方は、どのようにして、大変素晴らしい働きがおできになるようになったのでしょうか・・・・・・そのことを知ったら、...
2008年5月27日火曜日
嘱累品 第二十二(法華経のあらまし)
›
釈尊は、法座より起き上がり、菩薩達の頭を撫ぜながら、この法華経の広宣流布を託します。と述べられ、とりあえず、この品で法華経は、ひとまず終わりを迎えます。 では、後の薬王菩薩本事品から普賢菩薩勧発品までは、何かというと、 一編一編が一つの短編ストーリーになっていて法華経実践の大切さ...
2008年5月25日日曜日
如来神力品 第二十一(法華経のあらまし)
›
この神力品は、法華経の総まとめの品と云われています。しかし、普通に(浅く)読むと、とてもそうとは思えません。舌を出したり、光を出したり、咳をしたり、指パッチをしたり・・・とか、そのどこが、神力なのだと思うわけです。また、仏なら神力でなくて仏力だろ・・・とか。だけど、それには、以下...
2008年5月24日土曜日
常不軽菩薩品 第二十(法華経のあらまし)
›
仏の教えが形式化、そして、形骸化された時代に一人の菩薩がいました。その菩薩は、会う人ごとに、会う人ごとに、『私は、あなたを敬います。けっして軽んじません。なぜなら、あなたは、必ず仏になられる方であるからです。』と言って賛嘆するのでした。 ところが、大勢の中にはそんなことを言われて...
2008年5月23日金曜日
法師功徳品 第十九(法華経のあらまし)
›
この品も分別功徳品と同じく、法華経には、ものすごく大きな功徳のあることが説かれています。 もし信仰心の深い男女が、法華経を信じ、読誦し、解説し、書写したとしましょう。その人は、以下のような功徳を得ることが出来るのです。 『八百の眼の功徳』 『千二百の耳の功徳』 『八百の鼻の功徳』...
2008年5月22日木曜日
随喜功徳品 第十八(法華経のあらまし)
›
この品も分別功徳品と同じく、法華経には、ものすごく大きな功徳のあることが説かれています。 たとえば、法華経の伝言ゲームで、50番目の人が一偈でも信解したならば、その功徳は、宇宙のあらゆる生あるものに物質的&精神的に布施した功徳より大きいと・・・。 また、ホントかよって感じですが、...
2008年5月21日水曜日
分別功徳品 第十七(法華経のあらまし)
›
この17番から28番までが、流通分と云われ、法華経を実践すれば、大変素晴らしい功徳のあることが説かれています。 この分別功徳品では、とにかく『仏寿無量(永遠の命)』を信解すれば、ものすごく大きな功徳があると説かれています。 たとえば、以下の感じです。 80万億那由他劫という長い長...
2008年5月20日火曜日
如来寿量品 第十六(法華経のあらまし)
›
従地涌出品での疑問:『お釈迦さまは、どうやって短い間にこれだけの沢山の菩薩達を教化されたのか?』 答えのポイントは、輪廻です。答えは、 良医の譬え の解説を参照願います。 そう、『すべての人の魂は、永遠の命で、何度も何度も生まれ変わっては、良因を積むことにより、その縁起で仏になっ...
2008年5月19日月曜日
従地涌出品 第十五(法華経のあらまし)
›
他の世界からやって来た菩薩達が、仏の滅後に娑婆世界にとどまって、この教えを説き広めたいと表明します。 しかし、お釈迦さま、そのお申し出を次のようにお断りになりました。 「尊き志をもつ菩薩達よ。その必要はないのです。なぜなら娑婆世界には、あなた方の数をはるかに凌ぐ六萬恒河沙の菩薩が...
2008年5月16日金曜日
安楽行品 第十四(法華経のあらまし)
›
この品は、文殊菩薩がお釈迦さまへ末法の世で法華経を護持し、説き広める心がけをおたずねになりました。 するとお釈迦さまは、自分の行いと人々との交際についての心構え(身安楽行)、ことばについての戒め(口安楽行)、心の持ち方についての戒め(意安楽行)、理想の実現に対する努力のしかた(誓...
2008年5月15日木曜日
勧持品 第十三(法華経のあらまし)
›
この品には、いかなる困難にも耐えて忍んで、『法華経』を勧め、受持することが述べられています。 はじめに、お釈迦さまへ薬王菩薩と大楽説菩薩をはじめ、先に授記された8千人の比丘たちが、お釈迦さまが入滅されても、この『法華経』を受持し、学び、人々のために説き広めましょうと申し述べました...
2008年5月14日水曜日
堤婆達多品 第十二(法華経のあらまし)
›
法華経は、正しい行いをしていけば、すべての人が幸せ(成仏)になれるという教えです。 すべての人ですから、当然、悪い人も女の人も正しい行いをしていけば、成仏できるわけです。 なぜ、悪人と女性を同等に扱っているかと言うと、『提婆達多品第十二』のテーマが『悪人成仏 & 女人成仏』なので...
2008年5月13日火曜日
見宝塔品 第十一(法華経のあらまし)
›
序品第一 から前回の 法師品第十 までは、第一幕で、この品から、第二幕の始まりになります。 第一幕の舞台は、王舎城(おうしゃじょう)の霊鷲山(りょうじゅうせん)でしたが、この第二幕からは、霊鷲山の上空にいきなりなってしまいます。 どういうことかと言うと、大地から東京タワーのような...
2008年5月12日月曜日
法師品 第十(法華経のあらまし)
›
ほとんどの弟子を受記されたお釈迦さまは、今度は 薬王菩薩 をはじめとする八万の菩薩に告げ始めました。 「法華経の一偈ー句を聞いて、一瞬の間でも有りがたいと思う者があれば、その人に悟りを得る保証を与えましょう。」「法華経の一偈ー句でも受持・読・誦・解説・書写し(五種法師)、感謝を捧...
2008年5月11日日曜日
授学無学人記品 第九(法華経のあらまし)
›
この品は、前品の『五百弟子受記品 第八』で 五百人を受記(仏に成れる保証)されましたが、さらに、『授学無学人記品第九』では、 阿難(アナン) と 羅ご羅(ラゴラ) を始めとする授学無学人の二千人を受記されます。 さて、この阿難と羅ご羅ですが、ブッダ十大弟子でありながら、一番最後に...
2008年5月10日土曜日
五百弟子受記品 第八(法華経のあらまし)
›
この品は、お釈迦さまが 富楼那(フルナ) をはじめとする5百人の弟子(阿羅漢)に成仏の保証(受記)されます。 阿羅漢たちは、受記されるにいたった悟ったことを 『衣裏繋珠の譬え』 にして、申し上げました。 この譬え話が終わると、「お釈迦さまも、この友人のようなお方です。まだ菩薩であ...
2008年5月9日金曜日
化城諭品 第七(法華経のあらまし)
›
はるかなる大昔に、大通智勝如来という仏さまがおられました。この仏さまには、出家するまえに16人の子供がいました。16人の子供は、みな父上を見習って法華経を説くために仏さまになりました。そして、16番目の仏さまが娑婆国担当の釈迦牟尼仏でありました。 釈迦牟尼仏ことお釈迦さまは、過去...
2008年5月8日木曜日
授記品 第六(法華経のあらまし)
›
この品は、 『信解品 第四』 で、仏の教えについて理解した内容を 『長者窮子の譬え』 にして申し上げた、慧命須菩提、摩訶迦旃延、摩訶迦葉、摩訶目ケン連らが、 『薬草諭品 第五』 で 『薬草の譬え』 を聞き、ますます、教えを深め、そして、そのことに対して、お釈迦様が、仏法を理解した...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示