法華経ブログ

わかりやすい法華経と釈尊物語

2008年11月30日日曜日

釈尊物語 第7話:仏陀釈尊(奇なるかな)

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魔王を退治した菩薩は、本格的な瞑想に入り、明けの明星が輝く12月8日の朝、ついにお悟りを開かれたのです。 それは、菩薩から仏陀になられた瞬間でもありました。ちなみに、仏教界では12月8日にお釈迦さまの成道会を行っています。 仏陀とは、梵語(サンスクリット)で『真理を悟った人』と云...
2008年11月29日土曜日

釈尊物語 第6話:瞑想釈尊(降魔)

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真の悟りを求めるにふさわしい場所を見つけ、そこで、菩薩は瞑想をはじめました。 瞑想中に菩薩は思いました。魔王を知る前に悟りを得るのは私にとってふさわしくない・・・、魔王を呼び出そう! 魔王の方も、自分が支配している欲界に仏陀が誕生されるとまずいので、なんとか、菩薩の瞑想を邪魔しま...
2008年11月25日火曜日

釈尊物語 第5話:苦行釈尊(一麻一米)

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さて、沙門になられた太子は、もう太子ではなく菩薩となりました。 菩薩は、師をもとめてバラモンの仙人へ弟子入りしましたが、すぐ仙人と同じ境地に達してしまい、もう師はもとめず一人で修行することに決めました。 ところが、仙人とすぐ同じ境地に達してしまった菩薩をみていた5人の仙人の弟子は...
2008年11月24日月曜日

釈尊物語 第4話:出家釈尊(大いなる放棄)

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さて、四門出遊で出家を決意した太子でしたが、王子でもあるので王の後継ぎをしなければなりませんでした。 しかし、しばらくすると、太子の御妃が羅ご羅(ラゴラ)を出産されたのです・・・。 これで、後継ぎを羅ご羅(ラゴラ)に任せ、生まれたわが子と産後のお妃と孫出産に喜び慕っている父王を ...
2008年11月21日金曜日

釈尊物語 第3話:青年釈尊(四門出遊)

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王子から太子になられた青年釈尊は、ある日、郊外の園林に遊びに行くことになりました。 太子がお城の東門から馬車に乗って出かけると、見るに耐えないヨボヨボの老人と遭遇しました。 太子は、お供の者に『あれは何者か?』とお尋ねになりました。 お供の者は、答えました。 『老人でございます。...
2008年11月20日木曜日

釈尊物語 第2話:少年釈尊(一切皆苦)

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後の釈尊こと悉達多王子は、幼くて母親を亡くし、ものに感じやすい考え込みがちな少年でした。 ある年、年中行事の鋤き入れの式がありました。 王子は、父の淨飯王に連れ添って、それを見ていると・・・。 鋤きで掘り起こされた土の中にいた虫を、鳥が舞い降りてきて食べてしまったのです。 その光...
2008年11月19日水曜日

釈尊物語 第1話:誕生釈尊(天上天下唯我独尊)

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時代は、約紀元前500年。場所は、今のネパールのあたりにカピラバストという国がありました。 そして、その国王の淨飯王と摩訶摩耶夫人に、はじめて王子が誕生されました。 名を悉達多(シッダールタ)といい、後のお釈迦さまの誕生でありました。 誕生された悉達多は、四方に向かって七歩ずつ歩...
2008年6月7日土曜日

普賢菩薩勧発品 第二十八(法華経のあらまし)

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最後の最後に大菩薩団を引き連れて娑婆世界に釈尊の説法を聞きに来た大物菩薩の普賢菩薩と釈尊(お釈迦さま)の問答です。 はじめに、普賢菩薩はお釈迦さま(釈尊)へ『仏滅後、どうしたら法華経の真の功徳を得ることができるのでしょうか』とお尋ねになりました。 すると、お釈迦さまは普賢菩薩へ、...
2008年6月3日火曜日

妙荘巌王本事品 第二十七(法華経のあらまし)

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薬王菩薩と薬上菩薩の前世のお話で、王様の父を教化するお話です・・・。 ・・・そのとき釈尊は、もろもろの大衆に薬王菩薩と薬上菩薩の前世のお話を語り始めました。 はるかはるかな遠い大昔に、雲雷音宿王華如来という仏さまと妙荘巌王という王さまがいました。 王さまの夫人は、淨徳と言い、また...
2008年6月1日日曜日

陀羅尼品 第二十六(法華経のあらまし)

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薬王菩薩、勇施菩薩、毘沙門天王、持国天王、十羅刹女等が法華経の説法者を守護するため呪文(神呪、陀羅尼)を唱えました。 『あに まに まね ままね しれ しゃりて しゃみや しゃびたい せんて もくて もくたび しゃび あいしゃび そうび しゃび・・・・・・』 この神呪は、神々の名...
2008年5月31日土曜日

観世音菩薩普門品 第二十五(法華経のあらまし)

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観世音菩薩を念じれば、なんでも叶う・・・、実は、観世音菩薩みたいになりましょうということらしい・・・。 ・・・南無観世音菩薩を唱えれば、三毒(貪(欲張り)・瞋(我による怒り)・痴(目先の愚かさ))、四苦(生・老・病・死)、七難(火難・水難・風難・剣難・鬼難・獄難・盗難)を滅し、さ...
2008年5月29日木曜日

妙音菩薩品 第二十四(法華経のあらまし)

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理想の世界からやって来た妙音菩薩のお話です・・・。 ・・・釈尊は、突然、眉間から光を出し、宇宙のあらゆる世界を照らしました。 すると、淨光荘厳という理想の世界いる三昧神通力を具えられた妙音菩薩がそれを察知し、この光から、非常に徳の高い方と分かりましたので、娑婆という現実の世界へ、...
2008年5月28日水曜日

薬王菩薩本事品 第二十三(法華経のあらまし)

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薬王菩薩の沢山の前世のお話で、体を燃やしたり、両腕を燃やしたりして仏を供養したお話です・・・。 ・・・その時、宿王華菩薩が釈尊におたずねになりました。 『薬王菩薩というお方は、どのようにして、大変素晴らしい働きがおできになるようになったのでしょうか・・・・・・そのことを知ったら、...
2008年5月27日火曜日

嘱累品 第二十二(法華経のあらまし)

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釈尊は、法座より起き上がり、菩薩達の頭を撫ぜながら、この法華経の広宣流布を託します。と述べられ、とりあえず、この品で法華経は、ひとまず終わりを迎えます。 では、後の薬王菩薩本事品から普賢菩薩勧発品までは、何かというと、 一編一編が一つの短編ストーリーになっていて法華経実践の大切さ...
2008年5月25日日曜日

如来神力品 第二十一(法華経のあらまし)

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この神力品は、法華経の総まとめの品と云われています。しかし、普通に(浅く)読むと、とてもそうとは思えません。舌を出したり、光を出したり、咳をしたり、指パッチをしたり・・・とか、そのどこが、神力なのだと思うわけです。また、仏なら神力でなくて仏力だろ・・・とか。だけど、それには、以下...
2008年5月24日土曜日

常不軽菩薩品 第二十(法華経のあらまし)

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仏の教えが形式化、そして、形骸化された時代に一人の菩薩がいました。その菩薩は、会う人ごとに、会う人ごとに、『私は、あなたを敬います。けっして軽んじません。なぜなら、あなたは、必ず仏になられる方であるからです。』と言って賛嘆するのでした。 ところが、大勢の中にはそんなことを言われて...
2008年5月23日金曜日

法師功徳品 第十九(法華経のあらまし)

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この品も分別功徳品と同じく、法華経には、ものすごく大きな功徳のあることが説かれています。 もし信仰心の深い男女が、法華経を信じ、読誦し、解説し、書写したとしましょう。その人は、以下のような功徳を得ることが出来るのです。 『八百の眼の功徳』 『千二百の耳の功徳』 『八百の鼻の功徳』...
2008年5月22日木曜日

随喜功徳品 第十八(法華経のあらまし)

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この品も分別功徳品と同じく、法華経には、ものすごく大きな功徳のあることが説かれています。 たとえば、法華経の伝言ゲームで、50番目の人が一偈でも信解したならば、その功徳は、宇宙のあらゆる生あるものに物質的&精神的に布施した功徳より大きいと・・・。 また、ホントかよって感じですが、...
2008年5月21日水曜日

分別功徳品 第十七(法華経のあらまし)

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この17番から28番までが、流通分と云われ、法華経を実践すれば、大変素晴らしい功徳のあることが説かれています。 この分別功徳品では、とにかく『仏寿無量(永遠の命)』を信解すれば、ものすごく大きな功徳があると説かれています。 たとえば、以下の感じです。 80万億那由他劫という長い長...
2008年5月20日火曜日

如来寿量品 第十六(法華経のあらまし)

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従地涌出品での疑問:『お釈迦さまは、どうやって短い間にこれだけの沢山の菩薩達を教化されたのか?』 答えのポイントは、輪廻です。答えは、 良医の譬え の解説を参照願います。 そう、『すべての人の魂は、永遠の命で、何度も何度も生まれ変わっては、良因を積むことにより、その縁起で仏になっ...
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