法華経ブログ
わかりやすい法華経と釈尊物語
2025年5月29日木曜日
「正」しいとは?
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先日、法華経の勉強会がありました。 その時、正しいの「正」は、一(真理)が止まると書きます』と説明がありました。 そこで、すかさず、一は真理とイコールですかと質問をしてみました。 すると、 『一般的には、「一」には真理という意味はありません、しかし、法華経観では、すべ...
2025年5月28日水曜日
真の菩薩行
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『とある人』が、『とある先生』のお供で、インドに行きました。 『とある先生』は、大変忙しく、また、大変偉い方なので、 日本では、話すご縁などありませんでした。 しかし、今回のご縁で2時間、さしでお話しする機会を得たのです。 『ある人』は、大変有り難...
2025年5月27日火曜日
バスの時刻表
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とあるバス停に、おじいさんとおばあさんがいました。 なにやら、おじいさんは時刻表をぶっ叩いて怒っています。 『もうとっくにバスが来ている時間なのに、なんで来ないんだぁ!こんな時刻表などいるもんか!捨てちまえ!』 すると、連れ合いのおばあさんが言いました。 ...
2025年5月26日月曜日
劫濁(こうじょく)
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法華経の方便品に劫濁(こうじょく、または、濁劫という場合もある)という言葉がでてきます。 これは、世の中が同じ状態が長くつづくと動脈硬化をおこして汚れてくるという意味です。 今の世の中、まさにコレですね。 天下りや渡り、2世3世議員、いつの間にか国のトップは、...
2025年5月25日日曜日
悩んだ人ほど、真理はすぐ傍に・・・
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『とある先生』のお供で『とある人』が海外へ行きました。 『とある人』は、そこで、日本語交じりの英語で何かいろいろ回りの外人さんに話し掛けている日本人を見かけました。 どうやら海外で迷子なって凄く動転している模様です。 迷子の人は、『ある人』が日本人であると...
2025年5月24日土曜日
法華経を一言で言うと・・・
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法華経の大家である庭野日敬氏は、あるインタビューで『法華経を一言で言うと何でしょう?』と聞かれました。 法華経を知り尽くし、実践尽くした庭野日敬氏は、さて、なんて答えたでしょうか・・・。 興味深々ですね! で、いろいろ想像してみてください。『六波羅蜜』『縁...
2025年5月23日金曜日
ダンナ(旦那)とは ?
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旦那とは、そう、我々亭主のことです(独身者は除く)。 実は、旦那の語源は、古代インドのサンスクリット語で『ダーナ』といい、「布施」を意味します。 「布施」は、慈悲心や情け、思いやりを表しいます。 昔、旦那は寺院や僧侶に布施をする「施主」や「檀家」の意味として...
2025年5月22日木曜日
あらやしき(阿頼耶識)を清める
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最近、仕事のプレッシャーなのか精神的に不安定で、夢の中でも結構叫んでいるらしい・・・。 となりで寝ているママが驚いて、私を起こしてくれるのです・・・顔面ピンタとかで(^^;; こういう時は、法華経読誦(ご供養)が効きますね。 特に陀羅尼(26番、28番)がいいようです...
2025年5月21日水曜日
釈提桓因(しゃくだいかんいん)とは ?
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法華経序品第ーに以下のくだりがでてきます。 爾の時に釈提桓因、其の眷属二万の天子と倶なり。 釈提桓因とは、帝釈天の別名で、娑婆世界のうえにある天上界の主とされていました。 その帝釈天の眷属には、以下の天子がいました。 名月天子(月の神) 普香天子(星の神) ...
2025年5月20日火曜日
終日竟夜(ひねもすよもすがら)とは?
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法華経譬喩品第三に以下のくだりが出てきます。 世尊、我昔よりこのかた、終日竟夜毎に自らを剋責しき。 終日竟夜は、「ひねもすよもすがら」と読み、「昼も夜も常に」という意味だそうです。
2025年5月19日月曜日
みょう牛(ご)の尾を愛するが如し
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法華経譬喩品第二に以下のくだりが出てきます。 みょう牛(ご)の尾を愛するが如し みょう牛(ご)というのは、ヤクのことで、毛の長い(特に尾が)種類の牛です。 この牛は、この尾を大変大切にしていますが、それが元で殺されたそうです。(人間はその尾をとるために殺す) と...
2025年5月18日日曜日
高原穿鑿の譬え
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法華経法師品第十に「高原穿鑿(せんしゃく)の譬え」というくだりがあります。 薬王、譬えば人あって、渇乏(かつほう)して水を須(もち)いんとして、彼の高原に於いて、穿鑿(せんしゃく)して之(これ)を求むるに、猶お乾(かわ)ける土を見ては、水尚遠しと知る。功(く)を施すこと已(や)...
2025年5月17日土曜日
願生(がんしょう)
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法師品第十で以下のくだりがあります。 衆生を哀愍し願って此の間に生れ、広く妙法華経を演べ分別するなり。 衆生を救おうという願いと慈悲心によって生まれ変わってくること。これを願生(がんしょう)という。 人間とは、もともと人の意味でなく、人と人の間のことで世間と...
2025年5月16日金曜日
三帰依文とは
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三帰依文とは、仏教徒なら毎日お経を上げる前に必ず唱える例の決まり文句です。 自ら仏に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生とともに、 大道を体解して、無上意を発さん。 自ら法に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生とともに、 深く経蔵に入って、智慧海のごとくならん。...
2025年5月15日木曜日
唯我れ一人のみ。能く救護を為す。
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法華経譬喩品に以下の一節(偈)があります。 今此の三界は。皆是れ我が有なり。其の中の衆生は。悉く吾が子なり。而も今此の処は。諸の患難多し。唯我れ一人のみ。能く救護を為す。 意訳: この三界はみんなわたしのものだからです。 その中にいる衆生はすべてわたしの子だから...
2025年5月14日水曜日
一大事の因縁とは
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法華経方便品に以下の一節が出てきます。 諸仏世尊は、衆生をして仏知見を開かしめ清浄なるを得せしめんと欲するが故に、世に出現したもう。 衆生に仏知見を示さんと欲するが故に、世に出現したもう。 衆生をして仏知見を悟らしめんと欲するが故に、世に出現したもう。 衆生をし...
2025年5月13日火曜日
三世・三界・三世間・三世界
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まぎらわしいので、整理しときます。 三世とは * 前世:過去 * 現世:現在 * 来世:未来 三界とは * 欲界:淫欲と食欲に支配され、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天人の六道が住む世界 * 色界:欲望は離れているが物質的条件にとらわれた世界 * 無色界:物質的なもの...
2025年5月12日月曜日
仏の三十二相
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以下は、いわゆる、仏の三十二相です。 無量義経の徳行品に出てきます。 釈尊の完全な人格への賛嘆を示しているとされています。 仏像は、まさにそのような形になっていますね。 額にある月のような渦毛 項(うなじ)に日の光あり 渦巻く頭髪は紺青色 頭上は高く盛り上がっ...
2025年5月11日日曜日
サッダルマ・プンダリーカ・スートラ
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法華経こと『妙法蓮華経』は、サンスクリット(梵語)でサッダルマ・プンダリーカ・スートラといいます。 サッダルマとは、サット(正しい)とダルマ(法)が合わさったもので、そのまま正法を訳した人ともいますが、鳩摩羅什は『妙法』と訳しました。 プンダリーカとは、白い蓮の華...
2025年5月10日土曜日
阿鼻地獄(あびじごく)と阿迦尼タ天(あかにたてん)
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法華経の序品に、無量義を説いた後、三昧に入っていたお釈迦さまが、『眉間の白毫相(びゃくごうそう)より光を放ち、その光が、下は阿鼻地獄(あびじごく)、上は阿迦尼タ天(あかにたてん)に至る』というクダリがあります。 阿鼻地獄は無間地獄ともいい、人間のあり方における最低の状態...
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