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2008年4月30日水曜日

法華経のルーツ

お釈迦さまがお説きになったお経は、約1700種あると云われていますが・・・。実は、直筆のものは無いそうです。
この沢山のお経は、お釈迦さまの弟子達が、お釈迦さまが亡くなってから、編集したもので、法華経も仏滅後400~600年後に編集されました。
その後、インドに留学していた鳩摩羅什が中国に持ち帰り翻訳し、天台大師に引き継がれます。また、同時期に日本にも伝わり聖徳太子が「十七条の憲法」を法華経をもとに作ったとされています。
その後、奈良朝の終わり頃、最澄が天台宗を日本にも起こし・・・。鎌倉時代に法華経のエース、日蓮が登場し、法華経を元に日蓮宗を起こします。
まぁ、簡単ですがこんなところです。尚、鳩摩羅什、天台大師、聖徳太子、最澄、日蓮は、仏教界では、ビル・ゲイツ級の人達です。

2008年4月29日火曜日

なぜ法華経なのか?

なぜ法華経なのか? と問われれば、たまたま、そうとしか言えませんが・・・。しかし、この法華経の凄いところは、実践の書というところです。
他のお経や宗教は、単に、拝んだり、祈っただけで御利益があるって感じですが・・・。法華経は違います。法華経に書かれている教えを実行しなさい。そうすれば、「必ず幸せになれます」よ、と云う教えです。
この「必ず幸せになれます」ってところが凄いところです。つまり、法華経の教えを実践すれば・・・。貧乏な人、犯罪者の人、極悪人の人、また、お金持ちでも心の貧しい人、偽善者の人、善良だけど運の悪い人などなどでも、100%幸せになることが出来ると書かれているらしいのです。
どうですか、そろそろ、法華経には、どんな事が書かれているか知りたくなって来たでしょう。あせらず、じっくり、行きましょう。では、続きをお楽しみに・・・。

2008年4月28日月曜日

法華経ってなに?

ここにブログとして『法華経』を取り上げます。
そこで、超簡単に『法華経』を紹介させていただきます。
『法華経』は、ずばり! お経です・・・。お経は、お釈迦さまの教えです。
お経は、沢山あり、なぜ『法華経』かと言われれば、たまたまご縁があったってことでしょうか・・・。
さて、この『法華経』は、28の章(品)から成り立っていて、16章の「如来寿量品」が『法華経』の真髄とされています。
そこには、「法身の釈迦」について説かれています。「法身の釈迦」とは、人間の釈迦ではなく、時空のあらゆるところに存在し、真理(法華経)を説く釈迦のことです。
もう少し、わかりやすく言うと、過去未来、宇宙全体のいつでもどこにでも存在して、真理(法華経)を説く存在です。
ごく普通の人は、そんな馬鹿な! と、まず思うでしょう。でも、そうらしいのです。とにかく、理屈でなく、信じることから、始まるらしい・・・。
どんな、真理(法華経)なのかは、これからが、本テーマへと続きます。ご期待ください!