三帰依文とは、仏教徒なら毎日お経を上げる前に必ず唱える例の決まり文句です。
自ら仏に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生とともに、大道を体解して、無上意を発さん。自ら法に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生とともに、深く経蔵に入って、智慧海のごとくならん。自ら僧に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生とともに、大衆を統理して、一切無げならん。
実は、「まさに」からのくだりは、日本の江戸時代末期の仏教学者が、『法句経(ほっくきょう)』『華厳経(けごんきょう)』『法華経(ほけきょう)』の経文の一部を組み合わてまとめたものだそうです。
オリジナルは
自ら仏に帰依したてまつる。自ら法に帰依したてまつる。自ら僧に帰依したてまつる。
で、これを3回唱えるらしい。
この三帰依は、仏教初期(約2500年前)の時に教団へ入る不動の心構えとされていました。
とりあえず、前に書いた三帰依の記事2つ。
- https://hokekyou-blog.blogspot.com/2016/03/blog-post_20.html
- https://hokekyou-blog.blogspot.com/2009/01/10.html
実は、毎日唱えているのだけれど、いいかげんに覚えていて、経本を見てないと正確に言えないのです。
だから、ネットに公開して覚えようとしています(自分)。
0 件のコメント:
コメントを投稿