法華経序品第ーに以下のくだりがでてきます。
爾の時に釈提桓因、其の眷属二万の天子と倶なり。
釈提桓因とは、帝釈天の別名で、娑婆世界のうえにある天上界の主とされていました。
その帝釈天の眷属には、以下の天子がいました。
- 名月天子(月の神)
- 普香天子(星の神)
- 宝光天子(日の神)
- 持国天(四大天王の一人:東方を護る)
- 多聞天(四大天王の一人:北方を護る。別名:毘沙門天ともいう)
- 増長天(四大天王の一人:南方を護る)
- 広目天(四大天王の一人:西方を護る)
実は、これらの神々は、仏教ではなくバラモン教(古代インドの宗教)の神なのです。
釈迦は、これらの神々を排除することなく、仏法護持の神々としたのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿