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2009年1月20日火曜日

釈尊物語 第15話:番外釈尊(釈尊の呼び名)

み仏けさまこと釈尊のお名前の呼び名は、実は沢山ありますね。



  • ゴータマ
  • シッダールタ
  • 釈迦牟尼世尊
  • 釈尊
  • 世尊
  • 釈迦牟尼如来
  • 如来
  • 釈迦
  • お釈迦さま
  • 仏陀
  • ブッダ
  • 仏さま
  • み仏さま
  • 釈迦牟尼仏


ここで少し、解説してみます。


今から、2千5百年前にカピラバスト云う国の王子として生まれた釈尊は、ゴータマ・シッダールタと名づけられました。
シッダールタとは、『すべてののぞみを成就するもの』という意味だそうです。


カピラバスト国は、シャーキャ族(釈迦族)という民族の国でした。
釈迦族は、今のインド人の大部分を占めるアーリア系白色人種でなく、
日本人に似ている蒙古系の黄色人種であったと云われています。


釈尊は、釈迦族出身の聖者(ムニ)で、『世に比類なき尊いお方』のバガヴァン(世尊)の称号で呼ばれていました。
つまり、釈迦牟尼世尊です。それを略して釈尊世尊と言われています。


また、釈迦は、ご自分のことを『真如から来たもの』の如来といっていたそうです。
つまり、釈迦牟尼如来です。
ちなみに、真如とは、宇宙のあらゆるものごとを存在たらしめている大本の法のことで、無生、無滅、無始、無終のもの。


実は、当時『釈迦』といった場合は、釈尊でなく釈迦族を指したそうですが、今では、釈尊のことですね。
もちろん、『お釈迦さま』も。


また、釈尊は、お悟りを開かれたので『真理を悟った人』と言う意味の仏陀ブッダ)と呼ばれ、仏さま、または、み仏さまと言われています。
つまり、釈迦牟尼仏です。


これで、とりあえず、上記の名前はすべて説明がつきました。

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