顛倒とは、物事を逆さまに見ること、すなわち真相を見誤ることです。
普通の人(凡夫)には4つの顛倒があると、仏教では云われています。
- 常顛倒 - 本来は無常(変化)であるのに、常(変化しない)と考える。
- 楽顛倒 - もともとは苦であるものを、一時的な現象だけで楽と考える。
- 淨顛倒 - 不浄なるものを、表面だけを見て淨と考える。
- 我顛倒 - 世の中は助け合って成り立っているものを、自分の力だけだと考える。
人は追い込まれると、まさに四顛倒になりますね。
余裕をもって四顛倒にならないようにいきましょう。
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