菩薩行の根本は、人間を礼拝することである。人間を礼拝するとは、あらゆる人間の中にある仏性を認めることである。
仏性を認めないでその人を救おうというのは、形式だけの空虚な行いに過ぎない。
その人の中に必ず実在する仏性を拝み出すところに、真の済度はあるのだ。
菩薩にとっていちばんたいせつなのは、いうまでもなく愛他・利他の精神であり、その精神から発した実践行動であります。
その実践行動を<布施>というのです。
逆にいうと、愛他・利他の精神から発した実践行動が布施であり、それが菩薩行と言われるのか(^o^)
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