2024年11月12日火曜日

鬼子母と十羅刹女

鬼子母(きしも)

子煩悩な鬼女でしたが、王舎城(おうしゃじょう)の町に来ては、人の子をとって食べてしまいます。釈尊は鬼子母の子をお隠しになり、 半狂乱になった鬼子母へ、『あなたに食べられた子の親の身になってごらん』と諭しました。すると鬼子母は、非をさとり、仏教に帰依して、安産と幼子の守り神になろうと誓願し、鬼子母神となりました。

藍婆(らんば)

世間をさまよいあるく鬼女。

び藍婆(びらんば)

藍婆より藍婆の完全藍婆?

曲歯(こくし)

まがった歯の羅刹女。

華歯(けし)

花の歯(?)をもった羅刹女。

黒歯(けし)

黒い歯をもった羅刹女。

多髪(たはつ)

髪の毛の多い羅刹女。

無厭足(むえんぞく)

厭き満足することのない羅刹女。

持瓔珞(じようらく)

首飾りをもった羅刹女。

こう諦(こうたい)

屋根にのぼって死人の霊魂を呼び戻す鬼女。

奪一切衆生精気(だついっさいしゅじょうしょうけ)

すべての生物の精気を吸い取ってしまう鬼女。

0 件のコメント:

コメントを投稿