2007年5月頃に京王線で調布駅から分倍河原駅に通っていた時に遭遇したことを、旧燈明日記に書いた記事なんだけど、凄く印象に残っていたので、法華経ブログでも掲載することにしました。
京王線の飛田給駅8時05分着の電車で、一番最後の車両の一番奥のドアにいつもいる少女。
この少女は、飛田給駅に着く寸前に『とびたきゅ〜』と大声で叫び、そして、降りる少女です。
この車両に乗っている人々は、今では、皆、その瞬間を心待ちにしています。
そして、なぜか、その声を聞くと、一日が幸せにすごせるような気がするのです。
先日、私は少女の横にいました。そして、飛田給駅に着くと、その日はなぜか、蚊がなくような小さな声で『とびたきゅ〜』と言ったのです。
ですので、たぶん私以外は、その声は聞こえませんでした。
すると、車内は騒然、『え〜!なんで言わないの!』と言う声があっちにもこっちにも。
高校生の男子グループなどは、『俺、今日は駄目だ、あの声を聞かないと元気でない…どうしよう…』
そう、少女はすでにその車両の人々を幸せにするアイドルになっていたのです。
人は、その少女を数学ガール(書名)でなく、飛田給ガールと呼びました(少なくとも私はそう呼んでいます)。
あなたも是非、飛田給駅8時05分着の一番最後の車両に乗ってみてください。
飛田給ガールの幸せの声を聞いてみてください!
記憶では、見るからに知的障碍者の少女でしたが、車内を和やかにする天使のような女の子でした。今でも強く印象に残っています。ありがとう・・・飛田給ガール。今はどうしているんだろうか・・・