日々警備業をこなしていく上で気がついたことがありました。それは、警備での仕事の行が、実は菩薩行そのものなのです。
『菩薩行』とは、『六波羅蜜』の実践です。
『六波羅蜜』とは、簡単に紹介すると以下の通りです。
- 布施 - 精神的、物質的、肉体的にあらゆる面から人に尽くすこと。
- 持戒 - 謙虚に教えを守り、人格完成の努力をすること。
- 忍辱 - 他に対して寛容であり、どんな場合でも平静心を保つこと。
- 精進 - 本来の使命にむかって、人格完成の努力をすること。
- 禅定 - どんな事が起こっても動揺しない、平静心をえること。
- 智慧 - どんな場合でも、真理に沿った道を選ぶことができること。
どうですか?
そこの警備員さん!
まさに、警備業は『菩薩行』そのものですね!!
警備流に六波羅蜜を解釈すると以下の感じになりますかね。
- 布施 - オーナーやお客様はもちろん、同僚や施設に関わるすべての人に、いろいろと尽くします。
- 持戒 - 警備員は特に犯罪などに関わらないように、施設の規則を守ります。
- 忍辱 - どんなクレームに対しても寛容であり、どんな場合でも平静心を保ちます。
- 精進 - 警戒と鍵管理を完璧にやり、非常時(発報時)対応の勉強と訓練に努力をします。
- 禅定 - 非常時(発報時)にどんな事が起こっても動揺しない、平静心をえるように努力をします。
- 智慧 - どんな場合でも、真理に沿った、正しい道を選ぶことができるように努力をします。
仏教界では、『菩薩行』とは、仏になる修行の『行』です。
我々一般人が『仏になる』ということは、人格完成を目指すことです。
つまり、警備員さんは、安い給料でも文句を言わず、人様に尽くし、人格完成を目指して頑張っている、素晴らしい人達なのですよ!
いや〜、警備員になってよかった!
これからも、人格完成を目指して日々頑張ります!!
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