仏教では、社会を構成する人々を3つの種類に分類しています。
- 正定聚(いつも正しい心を持って、善をなす人々の集まり)
- 邪定聚(いつも邪心を持って、悪をなす人々の集まり)
- 不定聚(正定聚に接すれば正定聚に、邪定聚に接すれば邪定聚に、心や行いが定まらない人々の集まり)
施設警備の現場では、禁煙エリアなのに喫煙、吸殻のポイ捨て、ゴミのポイ捨て、自転車の不法駐輪、バイクの不法駐車、弁当食べ残し放置、嘔吐物放棄、糞尿物放棄…。
モラルの無い人、ルールを守らない人、まさに、施設警備の現場では、邪定聚(じゃじょうじゅ)の人が一杯居ます。
なんとか、私たち警備員が、いつも正しい心を持って、清掃や注意勧告をして、邪定聚の人を正定聚(しょうじょうじゅ)に引き入れようと…まぁ、不定聚(ふじょうじゅ)の人は、結構、引き入れていると思いますが、どうなんでしょうか…。
正定聚の力で、不定聚と邪定聚の人達をなんとか善に目覚めさせる方法はないものでしょうか?
なんて、思いながら、いつも巡回をしている今日この頃です。特に、吸殻のポイ捨てを撲滅する妙案は、ないものでしょうかねぇ……。
しかし、人間社会の正定聚、邪定聚、不定聚の関係は、腸内環境の善玉菌、悪玉菌、日和見菌の関係と同じですね。今気がつきました(^^;;
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