妙法蓮華経 化城諭品 第七を読誦していると気になったフレーズがありました。
『大徳の天の生ぜるとやせん、仏の世間に出でたまえるとやせん』等で何回か「とやせん」というフレーズに遭遇します。
これ、ちょっと気になったので、ネットで調べて見ました。
「とやせん」とは、「と」は接続助詞。「や」は詠嘆・反語の係助詞。「せ」はサ変動詞「為(す)」の未然形。「ん」は「む」の変形で推量を表す助動詞です。ですので、この部分だけで「どうしようか?どうしようもない」と現代語訳になります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1470035774
また、最近流行りの AI に聞いてみると
「仏の世間に出でたまえるとやせん」という表現での「とやせん」は、仏教の文献や経典で見られることが多く、特に法華経の文脈で使われることがあります。この「とやせん」は、日本語の古典的な表現で、「どのようにして」「どのような形で」という意味を持っています。
ということで、「とやせん」は、「どうしようか?どうしようもない」とか「どのような形で」ということでした。
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