2025年2月12日水曜日

不惜身命(ふしゃくしんみょう)

 


『不惜身命(ふしゃくしんみょう)』は、法華経の勧持品第十三に出てくる言葉です。意味は、「身命をなげうっても惜しくはない」という精神のことです。

 

では、「身命をなげうっても惜しくはない」精神とは、すべての人の真の幸せのためには、自分の生命さえも惜しくないという徹底した境地です。

 

といいますと、たぶん、反感や抵抗感をもたれた方がいると思います。生命が何より尊いものだと・・・。

 

しかし、これは、生命の受け止め方が自分本体だと思うからで、仏法で云う生命とは、仏性のことであり、永遠の命です。自分の生命さえも惜しくないという生きかたこそが、実は、ほんとうに生きるということなのです。


と、某法華経解説本に書いてありました。今、噛み締めていまーす(^-^;)


2025年2月11日火曜日

人生にむだはない

 

 今の心境にぴったりのメッセージがありましたので引用しておきます。


人生にむだはない

私たちが人生で体験することには一つのむだもありません。

お釈迦さまが「人生は苦である」と教えられているように、私たちの人生には苦がつきものです。けれども私たちは不幸や苦しみに見舞われると、「なぜ自分だけがこんなに苦しい目に遭わなくてはならないのか」と恨(うら)みごとを言い、嘆くのが常です。しかし、その苦しみを通らないと人生の本当の喜びは得られないのです。いや、苦しみを乗り越える、そのことの中に真の楽があるといってもいいのです。

人は自分が実際に経営に失敗して苦しみ、病気で苦しんでみてこそ、同じ苦しみを持つ人に、それを乗り越える道、そして乗り越えたときの喜びを、自信をもって説くことができます。

苦しみにぶつかったときに、「仏さまが、この苦しみを通して同じ苦しみにある人たちを救う力を与えてくださるのだ」と受け止められるようになると、力が内からわき上がってきます。その力が道を開いていくのです。

「無用の用こそ大切」といいます。人生でぶつかるさまざまな苦しみ、むだな回り道と思えることも、すべて将来に生きていくのです。


庭野日敬著『開祖随感』より

 

『人生でぶつかるさまざまな苦しみ、むだな回り道と思えることも、すべて将来に生きていくのです。』

 

そうあって欲しい…

 

ちなみに、『無用の用』とは、一見意味のないように感じるものが、実は重要な役割を担っているという意味です。

2025年2月10日月曜日

ミスチルGiftと法華経


昔、ミスチルファンだった時に、一番好きな曲がこの「Gift」です。

なぜ好きかというと、法華経そのものなんですね!これが!!

まずは、以下の詩で、「一番光っているもの」を、意味的に『仏性』に置き代えて読んでみてください。

一番きれいな色ってなんだろう?
一番ひかってるものってなんだろう?
僕は探していた 最高のGIFTを
君が喜んだ姿をイメージしながら

『本当の自分』を見つけたいって言うけど
『生まれた意味』を知りたいって言うけど
僕の両手がそれを渡す時
ふと謎が解けるといいな 受け取ってくれるかな

長い間 君に渡したくて
強く握り締めていたから
もうグジャグジャになって 色は変わり果て
お世辞にもきれいとは言えないけど

「白か黒で答えろ」という
難題を突きつけられ
ぶち当たった壁の前で
僕らはまた迷っている 迷ってるけど
白と黒のその間に
無限の色が広がってる
君に似合う色探して やさしい名前をつけたなら
ほら 一番きれいな色
今 君に贈るよ

地平線の先に辿り着いても
新しい地平線が広がるだけ
「もうやめにしようか?」 自分の胸に聞くと
「まだ歩き続けたい」と返事が聞こえたよ
知らぬ間に増えていった荷物も
まだなんとか背負っていけるから
君の分まで持つよ だからそばにいてよ
それだけで心は軽くなる

果てしない旅路の果てに
『選ばれる者』とは誰?
たとえ僕じゃなくたって
それでもまた走っていく 走っていくよ
降り注ぐ日差しがあって
だからこそ日陰もあって
そのすべてが意味を持って
互いを讃えているのなら
もうどんな場所にいても
光を感じれるよ

今 君に贈るよ 気に入るかなぁ? 受け取ってよ
君とだから探せたよ 僕の方こそありがとう

一番きれいな色ってなんだろう?
一番ひかってるものってなんだろう?
僕は抱きしめる   君がくれたGIFTを

いつまでも胸の奥で
ほら光ってるんだよ
光り続けるんだよ

まずは解説

『本当の自分』を見つけたい、『生まれた意味』を知りたいって、あんた、法華経のテーマそのものではないですか!
 
グジャグジャになって色は変わり果ては、仏性が曇っているけど、磨けば輝き出すぞ!
 
君の荷物を背負っても君がそばにいれば心は軽くなるは、まさに布施奉仕だな〜
 
そして、以下の引用
降り注ぐ日差しがあって
だからこそ日陰もあって
そのすべてが意味を持って
互いを讃えているのなら
もうどんな場所にいても
光を感じれるよ


自分も陰で支えてくれる人も全て意味を持ってお互いを讃えているのなら、お互いに仏性を感じられる。

 

最後に、以下のの引用

君とだから探せたよ 僕の方こそありがとう

一番きれいな色ってなんだろう?
一番ひかってるものってなんだろう?
僕は抱きしめる   君がくれたGIFTを

いつまでも胸の奥で
ほら光ってるんだよ
光り続けるんだよ

君と一緒に探せた仏性を、君も自分もいつまでも胸の奥で光り続けるんだよ・・・

 

 



2025年2月9日日曜日

四安楽行とは


妙法蓮華経安楽行品第十四に出てくる身口意誓願(しんくいせいがん)の四安楽行(しあんらくぎょう)です!
 

身安楽行

いつも柔和忍辱をたもち、権力や邪法や勝負事には近寄らず、性的なことには最善の注意を払う、などなど。

口安楽行

悪口や見下すような言葉、批判、また、あの人は好きだとか嫌いだとか、などなど。

意安楽行

嫉妬の心を持たないようにしたり、人を軽んじたり、失望させたり、えこひいきなどをしない、などなど。
 

誓願安楽行

すべての人をこの法華経によって幸せにしたいと誓願すること、などなど。


四安楽行を完全に行って、この教えを広める者の功徳については、以下のようにお説きになりました。


  • 一切心配事がなくなる。
  • 一切苦痛がなくなる。
  • 徳が自然と顔に現れて、人相がよくなる。
  • 生活にこまることがなくなる。
  • 大勢の人から崇め慕われる。
  • 神からも守護される。
  • いつでも、どこでも、だれにでも、心が自在になれる。
  • 大きな智慧であらゆる迷いの暗黒を打ち破ってしまうでしょう。

 

これは、もう四安楽行を実践するしかないですね(^o^)

2025年2月8日土曜日

親の切ない思い



自分の赤ちゃんが重度のアトピーで、痒いので掻いて血だらけになっていたとしたら...。 そう自分ではなく、自分ではどうすることもできない、小さな赤ちゃんが...です。

 

つい先日、盲目のエッセイストのお話しを聞かせてもらいました。 このエッセイスト(麻由子)は、四歳のときに失明して、それ以後、母親と二人三脚で今日に至りました。 母親は、麻由子に生きがいを与えるべく、絵本を読んできかせたり、点字を先にマスターして教えてあげたりしました。

 

四歳の娘が失明してしまったことにたいする、どうすることもできない親の切ない思い...。 その切ない思いを力に変えて、麻由子は大学院まで入り、英語やフランス語まで点字をマスターしてしまったのです。麻由子にとって感謝しきれない、最高のお母さんでした。

 

そして、麻由子にとって、いま一番うれしいのは、本人の何倍も努力したであろう母が以下のようにいってくれたことでした。

 
「麻由子を育てることで、二度も三度も人生を楽しめた。
        だからあなたに感謝しているのよ」

 

アトピーの赤ちゃんのお母さんにも同じような結果になることを願っております。

 

『苦は楽の種』といいます。もしかしたら、神さまから、苦を克服したその先に楽しみが待っているよ…というメッセージなのかもしれません...。



2025年2月7日金曜日

原因は、外ではなく、実は内だった


失敗したり、嫌なことがあると、普通、人は、外に原因を求めます。

そして、それらしき原因をみつけ、取り除こうとします。

でも、なかなか上手く行きません・・・


そうなんです。それは、真の原因じゃないからなのです。

真の原因は、実は外ではなく内で、自分自身だと云う事に気がつくと、解決の道がひらけるかも知れないのです。

By picochanjiiji (^^;;


追記

とにかく、普段からメモする習慣をつけて、ミスや失敗をしたら、欠かさずメモする。そして、空き時間に、メモをまとめて、頭に刻みつける。同じミスを犯さないようにと・・・

とにかく、原因である自分を変えるしかないのです。

2025年2月6日木曜日

関心は実は愛だった・・・


私がブログを毎日更新し続けるのは、なんなんだろうと思っていたら、どうやら正体がわかってきました。

 

その正体は、愛不足です・・・たぶん(^^;;

 

マザーテレサが『愛の反対は無関心である』と確か言っていたと思うのだけれど・・・

そうすると、 愛の反対の反対は関心であるということになる。

よって、関心は愛とイコールなんだとわかる(^^;;;


皆さん、まだこのブログに無関心なので、もっと関心を持ってもらいたい、つまり、愛不足・・・(^^;;


夫婦であればパートナーを、親子であれば親子同士、仕事であればお客さまや同僚に対して関心をもつこと!

 

そして、関心をもってくれることが分かると、嬉しくなりこちらも関心を持ち、こんどは相手が嬉しくなり、プラスのスパイラルになっていくのです。


早く、プラスのスパイラルなるように頑張ってブログ更新をしていきたいと思います(^o^)