法華経は、実践の書と云われています。
では、法華経の何を実践するのですか・・・と問われた時に、即座に答えられないのです。 いや~、盲点でした。
確かに法華経はドラマ仕立てになっていて、いろいろありすぎて、決定的な実践すべきことが、即座に分からないのです。
ですが、とりあえず、思いつくまま述べてみると・・・。
- 四諦,八正道,六波羅蜜の流れの実践。(布施と正しい行い)
- 法師品での、五種法師の実践。(法華経の受持・読・誦・解説・書写)
- 安楽行品での、四安楽行の実践。(法華経を護持し説き広める心がけ)
- 常不軽菩薩品での、仏性礼拝行の実践。(アメニモマケズ、カゼニモマケズ、徹底した礼拝行)
1は、法華経というより、根本仏教の教えで、初転法輪のときに説法された、仏教の基本中の基本です。
上記を踏まえて、私が、思いついた法華経の実践とは、以下の通りです。
仏教の基本である八正道と六波羅蜜を実践しながら、法華経を読誦し解説書写し、 四安楽行を心がけて、相手の仏性を礼拝しながら、法華経を説き広める。
上記を実践すれば、『諸法実相(十如是)』『永遠の命』『六通』を会得できるのかなと思う次第です。
そして、以下の実践の功徳があるとのことです。(in 安楽行品)
- 一切心配事がなくなる。
- 一切苦痛がなくなる。
- 徳が自然と顔に現れて、人相がよくなる。
- 生活にこまることがなくなる。
- 大勢の人から崇め慕われる。
- 神からも守護される。
- いつでも、どこでも、だれにでも、心が自在になれる。
- 大きな智慧であらゆる迷いの暗黒を打ち破ってしまう。
これは、もう、実践するしかないですね!
0 件のコメント:
コメントを投稿