2025年1月29日水曜日

人を救えるお経とは?

よく初期の経典以外、つまり大乗経典は、釈尊が説いたものではなく、弟子達が適当に作り上げたもので、 信じるに値しないと言う人がいます。 確かに、法華経も仏滅後500年以上経って作成されたものとされています。

 

しかし、はっきり言ってしまえば、現代の人にとって、釈尊が説いたかどうかが問題でなく、釈尊が説いたであろう教え、あるいは、優れた仏弟子が説いた教えで、救われるかどうかが問題だと思うのです。 

 

逆説的にいえば、本当に人を救える教え(経典)しか生き残れないのだと思う次第です。 今残っている日本の仏教を見てみますと、圧倒的に日蓮系(法華経)と浄土系(南無阿弥陀仏)で、どちらも大乗仏教です。

 

たとえ、どんなに良い経典でも、人に読んでもらえなければ、無いのと同じです。 つまり、沢山の人に読まれている大乗仏教(法華経等)は、人を救えるお経なのだと思う次第です。 

 


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