2025年3月17日月曜日

釈尊のいぶき:勧請(その6)

 


・はじめに

立正佼成会会員がほぼほぼ朝夕に読誦する所依の『経典』は、法華三部経(無量義経、妙法蓮華経、仏説観普賢菩薩行法経)のエキスをまとめたものです。それを分かりやすく解説した本が「釈尊のいぶき」です。本コンテンツは、その「釈尊のいぶき」の一部の解説サマリーです。

尚、本コンテンツを作成するに当たって以下のページを大変参考にさせていただきました。

https://www.kosei-kai.or.jp/official/faith/creed/creed-4-3/


・経文

()(おん)(じつ)(じょう)




南無日蓮大菩薩
南無
南無

(じっ)(ぽう)()(りょう)(しょ)(てん)(ぜん)(じん)
(らい)(りん)(よう)(ごう)()(けん)(しょう)(らん)

 

・訳文

宇宙大生命である()(おん)(じつ)(じょう)で、そのわれとして人類救済のために真理いてくださった大恩ある教主釈尊よ。


法華経えの真実証明されるよ。


宇宙大生命分身であり、過去現在未来じて、こののあらゆるにおでくださる諸仏よ。


すべての救済しようとされた四大菩薩よ。


釈尊のお実践)のきを象徴するをはじめとする菩薩方よ。


くの困難えて、法華経めてくださったよ。


法華経世界信受して本会創立してくださり、菩薩し、法華経導師であられたよ。


開祖さまののもと、人心救済教化しまず、菩薩じてご証明されたよ。


菩薩実践むようにと守護してくださる神々よ。


こののあらゆるにいらっしゃり、びとをってくださる神々よ。

 

どうぞこのにおでくださり、このにしてください。そして、たちのるぎない信仰への真心をおとおしください

 

 

・用語

()(おん)(じつ)(じょう)

寿で、「は、はかりしれないほど無限過去成仏してから、ずっとこの宇宙のいたるにいて説法し、し、いてきたのだ」とおきになられます。釈尊のほんとうのすがた本仏は、このように時間的空間的無限存在であることをわしています。 

菩薩(ぼさつ)

智慧りをようとして修行しながら、びとをうことにも努力されているのこと。

()()(さつ)

摩訶とは「」、は「」という意味ですから、直訳すると、きなを持ったということになります。つまり大菩薩です。

 

・解説

勧請では、弟子となった私たちが、本仏釈尊をはじめとする諸仏、諸菩薩、開祖さま、脇祖さま、ご守護くださる神々に対し、お経を読誦させて頂くこの場へのご来集をお願いいたします。そして、真理の光を心の奥底まで差し込ませ、本仏釈尊と一体になる清らかな心境を作らせていただきます。

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