・はじめに
立正佼成会会員がほぼほぼ朝夕に読誦する所依の『経典』は、法華三部経(無量義経、妙法蓮華経、仏説観普賢菩薩行法経)のエキスをまとめたものです。それを分かりやすく解説した本が「釈尊のいぶき」です。本コンテンツは、その「釈尊のいぶき」の一部の解説サマリーです。
尚、本コンテンツを作成するに当たって以下のページを大変参考にさせていただきました。
・https://www.kosei-kai.or.jp/official/faith/creed/creed-4-4/
・経文
無上甚深微妙の法は、百千万劫にも遭遇たてまつること難し。
我今見聞し受持することを得たり。願わくは如来の第一義を解せん。
・訳文
仏さまがお説きになられた、このうえもなく尊く、非常に奥深い、そして言い表わしようもないほどすぐれた教えは、きわめて長い年月がたっても、なかなかめぐり遇うことのできないものです。
それほどありがたい教えに、いまめぐり遇い、信仰する身となりました。このうえは、心を込めて読誦し、仏さまのお説きになった根本の真義をしっかりとつかませていただきます。
・用語
如来の第一義
仏さまの悟りの根本の真義で「無常」の法です。
・解説
人間として生まれ、遭いかたぎ仏法に遭うことができ、その教えを受持できる喜び、その感激から生まれる「仏法の奥義を必ずつかませていただきたい!」との力強い決意、それを表すことこそが開経偈なのです。
道場観から始まり、三帰依、勧請、この開経偈で、イントロが終わり、やっと無量義経、法華経と本編に入っていきます。ご期待ください!
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