2025年3月18日火曜日

釈尊のいぶき:開経偈(その7)

 


・はじめに

立正佼成会会員がほぼほぼ朝夕に読誦する所依の『経典』は、法華三部経(無量義経、妙法蓮華経、仏説観普賢菩薩行法経)のエキスをまとめたものです。それを分かりやすく解説した本が「釈尊のいぶき」です。本コンテンツは、その「釈尊のいぶき」の一部の解説サマリーです。

尚、本コンテンツを作成するに当たって以下のページを大変参考にさせていただきました。

https://www.kosei-kai.or.jp/official/faith/creed/creed-4-4/

 

・経文

()(じょう)(じん)(じん)()(みょう)は、にも()()たてまつることし。
(われ)(いま)(けん)(もん)することをたり。わくはせん。

 

・訳文

さまがおきになられた、このうえもなくく、非常奥深い、そしてわしようもないほどすぐれたえは、きわめて年月がたっても、なかなかめぐりうことのできないものです。

それほどありがたいえに、いまめぐりい、信仰するとなりました。このうえは、めてし、さまのおきになった根本真義をしっかりとつかませていただきます。


・用語

仏さまの悟りの根本の真義で「無常」の法です。


・解説

人間として生まれ、遭いかたぎ仏法に遭うことができ、その教えを受持できる喜び、その感激から生まれる「仏法の奥義を必ずつかませていただきたい!」との力強い決意、それを表すことこそが開経偈なのです。

道場観から始まり、三帰依、勧請、この開経偈で、イントロが終わり、やっと無量義経、法華経と本編に入っていきます。ご期待ください!

 

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